日常生活でのてんかんの注意点は薬の量や発作の原因を考えて

「てんかん発作」は、薬を飲むことで抑制されるので、多くの場合、きちんと薬さえ飲んでいれば、普通に生活することができます。治療を続けていれば完治すると言われていますが、それまでには時間がかかるため、根気良く付き合っていかなければなりません。

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毎日てんかんの薬を飲む

てんかんの薬を飲む

自分の「てんかん発作」がどんなものかをよく理解した上で、病院の処方薬を毎日ちゃんと飲むようにしましょう。「てんかん」の多くは、服薬によって発作の発生を防ぐことができます。

薬を飲む際に気をつけなければならないことは、医師の指示通りに規則正しく飲むことです。自分勝手な判断で服用を止めてしまったり、うっかり飲み忘れることが何度か続くと、急に強い「てんかん発作」を引き起こしてしまう場合があります。

忘れない工夫を

薬を飲み忘れないように、色々と工夫することも大切です。本人が1人で服用できる場合はもちろん、親が見てあげなければならない小さな子供も同じです。薬を飲んだ日は、カレンダーに印をつけたり、子供なら例えばラジオ体操のカードのようなものを作り、ちゃんと薬を飲んだらシールを貼るなどしてみるのも良いでしょう。

薬を用いたてんかんの治療は症状にあわせて量を調整
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てんかんに対しては、薬物治療が基本です。使われる薬の効果や副作用などについて、紹介しています。

発作の原因を遠ざける

てんかん発作の原因

薬に関すること以外にも、「てんかん発作」を起こさないようにするためには、その誘発原因をできるだけ遠ざける必要があります。日常生活のちょっとしたことが、発作の引き金になります。あまり気にしすぎるのも症状の悪化につながりますが、最低限のことには気をつけて生活しましょう。

睡眠

寝ているときのてんかん

「てんかん」では、一般的に睡眠中のほうが、異常な脳波が現れやすいとされていますが、睡眠不足の状態でも、発作が起きやすくなることがあります。睡眠不足は、「てんかん発作」の原因の1つとして挙げられるので、十分な睡眠をとるように心がけましょう。ただ、過度の睡眠は必要ありません。

運動

運動中のてんかん発作

激しい運動でなければ、楽しみながら体を動かすことはストレス解消にもなりますし、良いことです。ただ、水泳や登山、スキーなど、途中で万が一発作が起きたときに命の危険にさらされるようなスポーツは、十分に注意しましょう。運動をする場合は、もし発作が起きたときに、介護してもらえる人がそばにいると安心です。

入浴

入浴中のてんかん発作

「てんかん」を持つ子供が入浴する場合には、特に注意する必要があります。発作をほとんど起こさず、体調の良いときに必ず誰かと一緒に入浴しましょう。浴室の床にはマットを敷き、バスタブのお湯は少なめにしましょう。大人の場合も、入浴時には気をつけましょう。できれば、入浴よりもぬるめのシャワーをお勧めします。もし、入浴するときは家族などに一声かけておきましょう。

てんかん発作は基本的な対処をおぼえる事が大切
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てんかんの発作が起きたときの対処法を紹介しています。覚えておくと、いざというときに役立つので、冷静に対処しましょう。

周囲の環境に注意する

周囲のストレス環境

日頃から周囲の環境にも、十分に気を配っておくことが大事です。家ではフローリングの床にじゅうたんやマットを敷いたり、家具をたくさん置かないなどの工夫をしましょう。

また、小さな子供が外で遊ぶ場合などには、ヘルメットやサポーターといった、万が一の転倒時に身を守るためのものを装着するようにしてください。

外出時に気をつけること

小学校高学年以上の年齢になると、家族以外にも友人などと出かける機会も増えると思います。いつも一緒に行動する人にも、発作が起きたときの対処法をメモして渡しておくことをお勧めします。このほか、過度のストレスや疲労も発作の要因になるため、あまり長時間の外出はもちろん、1人での外出もできるだけ避けましょう。

「てんかん発作」が起きるのを恐れて、家にこもりがちになる人もいます。ですが、体調の良いときには、家族など安心できる人と一緒に出かけてみるのも、気分転換になります。

日常生活でのてんかんの注意点は薬の量や発作の原因を考えて
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投稿者プロフィール

ハリス・エドワード
ハリス・エドワード
てんかんを研究している「ハリス・エドワード」が、てんかんという病気について教えます。てんかんは珍しい病気ではなく年々患者さんが増えている病気でもあります。脳に関係するてんかんをまずは知ることが大切です。