赤ちゃんの頃から自閉症がわかる?成長と特徴から判断する3つの特徴

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赤ちゃんに限らず、子どもたちは成長の度合いがそれぞれで異なります。

3ヶ月になったら首が座る、5ヶ月になったら寝返りが打てるなど平均的な行動基準はありますが、必ずしもその通りに成長してくれるわけではありません。

成長が遅かったとしても問題ないケースが多いのですが、中には自閉症など特殊な症状を発症しているケースもあります。
このような発達障害はできるだけ早く治療を開始することが順調な発育にとって欠かせないと言われているので、赤ちゃんの自閉症の特徴などを知っておくことも重要です。

赤ちゃんの自閉症の原因とは

赤ちゃんの自閉症について

そもそも自閉症というのは、先天性疾患の一つで発達障害とも呼ばれています。生まれつきの障害のために脳の機能が正常に働かず、目や耳を通して得た情報を正確に判断することが苦手になってしまうのです。心や性格の問題ではなく、あくまでも脳の機能障害だということを知っておきましょう。

自閉症の特徴としては、人間関係がうまく取れなかったり特定の行動や対象へのこだわりが非常に強いことが挙げられます。症状が強い子もいれば軽い子もおり、健常児とほとんど見分けがつかないため病気だという診断が遅れ、症状を改善させられないこともあります。

自閉症と確定するための3つの特徴

自閉症と確定するための3つの特徴

社会性の欠如
コミュニケーション能力の欠如
想像力の欠如

診断が確定するためには、3歳までに以下の3つの特徴に当てはまることが必要となります。まずは社会性の欠如と呼ばれる特徴で、自分と相手の関係性が正しく把握できず、言動をきちんと取ることができなくなります。目を見て話せなかったり集中できないなど相手への関心が低く、友達と一緒に同じ遊びが出来ないと思ったら知らない人に平気で話しかけるなど極端な一面が見られます。

次はコミュニケーション能力の欠如で、相手が発する言葉の意味が正しく理解できません。言葉をオウム返ししたり発語が遅れたり、意味を持たない言葉をひたすら繰り返すなどが見られます。

最後は想像力の欠如で、その場の状況に応じて臨機応変に対応する能力が乏しくなります。自分の希望や考えをうまく表現できず、挨拶や感謝の言葉などもまず出てきません。慣れない環境では酷く泣き続けるなど、パニックに陥りやすいのも特徴です。

意味も無く走り回る
言葉をオウム返ししたり発語が遅れる
意味を持たない言葉をひたすら繰り返す
このような症状がみられた場合は発達障害と判断されることになるのです。
自閉症かな?と思ったら
自閉症かな?と思ったら
自閉症は多くの場合、3歳以降に確定診断されます。何らかの異変に少しでも早く気づくことが重要なポイントです。

赤ちゃんの自閉症の特徴

赤ちゃんの自閉症の特徴

赤ちゃんの場合様々な特徴がみられます。じっと座っていることができずに意味も無く走り回ったり、毎日のルーティンにこだわって決まったものしか食べない、決まったことしかしないといったこだわりが強くなります。意思の疎通が出来なかったり視覚や聴覚、痛みなどに対して過敏もしくは鈍感になる、なかなか睡眠のリズムが取れないなどが挙げられます。

上記のような特徴はある程度成長してから見られるものですが、中には赤ちゃんの段階から現れるものもあります。

自閉症の特徴は対人関係やコミュニケーションが苦手
自閉症の特徴は対人関係やコミュニケーションが苦手
自閉症になると、どんな症状や特徴があるのでしょう?落ち着きがないだけと思われがちな、その症状について説明しましょう。

生後3ヶ月の赤ちゃんの自閉症の症状

生後3ヶ月の赤ちゃんの自閉症の症状

生後3ヶ月頃から見られる特徴としては、ママと目が合わない、抱っこすると身体をのけぞらせて嫌がる、何をしても笑わないなどの症状が見られます。赤ちゃんは他の人を判別できなくても、ママだけは匂いや声で判別できると言われています。

そのママが抱っこしてもあやしても反応しなかったり嫌がるような場合、授乳中も目を合わせないというような場合はかなり心配であると言えます。

ママと目が合わない
抱っこすると身体をのけぞらせて嫌がる
何をしても笑わない

生後6ヶ月の赤ちゃんの自閉症の症状

生後6ヶ月ほどになると、常に手足を動かしたり寝返りを打ちたがるなど多動の傾向が見られます。抱っこしていてもじっとママを見つめることもなく、きょろきょろと絶えず周囲を見回したりもぞもぞと動いていたりします。

この時期になると、健常児は人見知りがはじまるためママの傍から離れたがらず、後追いをしたりママが見えなくなると泣くことが多いです。

しかし自閉症の兆候があると特にママを求めることも無く、後追いもしないことが多いです。

常に手足を動かしたり寝返りを打ちたがる
抱っこしていてもじっとママを見ない
絶えず周囲を見回しもぞもぞと動く

1歳の赤ちゃんの自閉症の症状

1歳ごろになると、自分の欲しいものを指さしで伝えたりするのですが、発達障害があるとママの手を使って欲しいものを要求するクレーン現象と呼ばれる行動を見せることがあります。他にも、言葉をほとんど発しなかったり周囲への関心がほとんど無く、呼びかけても振り向きもしない、ママの真似遊びをしないなど総じて反応の鈍さが窺えます。

ママの手を使って欲しいものを要求するクレーン現象
言葉をほとんど発しない
呼びかけても振り向きもしない
ママの真似遊びをしない
自閉症を疑ったらまずは病院で検査を。診断結果を知ることで育児が楽に
自閉症を疑ったらまずは病院で検査を。診断結果を知ることで育児が楽に
疑われる症状が見られても、自分の子が「自閉症かも」なんて思いたくない気持ちは分かります。けれど、まずは病院で検査することをおすすめします。

自閉症の特徴からみる病気の可能性

自閉症の特徴からみる病気の可能性

このような特徴がみられると自閉症である可能性が高いと言えますが、あくまでも生まれつきの病気でありママの育て方が悪いというわけでは決してありません。

残念ながら脳の機能障害は完治することはないのですが、より早く療育を開始することで障害を徐々に少なくして健常児とほとんど変わらないほどにまで発達させることも可能です。

全ての赤ちゃんが優れた療育効果を得られる訳ではありませんが、何もしなければ脳の発達がそれだけ遅れ、より周囲に溶け込めない子に成長してしまいます。

最近では療育の場やサービスも充実してきており、インターネットなどを通じて同じ悩みを持つ親同士でコミュニケーションを取ることもできるようになっています。

一人で悩みを抱えるのではなく、我が子に違和感を感じたら少しでも早く周囲に相談するようにしましょう。

自閉症の学校教育、そして社会で仕事をするようになるまで
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学校は自閉症の子供にとっても大きく成長できる場所です。学校教育、そして社会に出たあとも快適に生活するにはどういう支援が必要なのでしょう?

投稿者プロフィール

自閉症の森「森重良美」
自閉症の森「森重良美」
自閉症を少しでも多くの人に知ってもらいたい、理解していただきたい思いで自閉症に関する事を紹介しています。理解することで初めてわかることがあります。自閉症を改善していくためにも病気について向き合い、助け合い情報交換していきましょう。