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自閉症かな?と思ったら
自閉症は早いうちに見つけることができる障害(病気)です。たいていは3歳で確定診断ができるようになります。「うちの子、もしかしたら自閉症かも?」と思っているお父さん、お母さん!自閉症の場合、家族などが早めに気づいてあげることが大切です。これを書くことで、その手助けになればと思います。 |
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こんな症状に要注意!
次のような症状が見られる場合、自閉症が疑われます。はっきりとしたことは病院に行かなければ分かりませんが、一つの目安にするといいでしょう。なお、全部当てはまるからといって、必ずしも自閉症とは限りません。
- 言葉の遅れがありますか?
- 人と視線を合わせることができますか?
- 人見知りをして、知らない人に抱かれるのをイヤがりますか?
- 意味もなく横目で見たり、指の間からのぞき見たりすることがありますか?
- 家具の配置やオモチャの置き場がいつも同じであることにこだわりますか?
自閉症の確定診断のポイントは?
ここで、自閉症の確定診断のポイントを紹介しましょう。これは「ICD-10の研究用診断基準」(医学書院)によるものです。
3歳以前から、次のうち少なくとも1項の発達障害がみられる
- 社会生活のためのコミュニケーションに使う受容性言語や表出性言語がない。
- 相手への愛着行為や相互的な社会関係行動の発達がない。
- ままごとや何かのつもりになる遊びなど、機能的な遊びや象徴的な遊びをしない。
相互的社会関係において、次のうち少なくとも3項に当てはまる
- 視線、表情、姿勢、身振りなどを適切に用いることができない。
- 機会はあっても興味や活動、情報を通して精神年齢に相応した友人関係を十分に発展させることができない。
- ストレスや苦悩に直面しても他人からのなぐさめを求めることがほとんどなく、他人の苦悩や不幸に対してもなぐさめたりしない。
- 他人と喜びを分かち合うことができず、自分の喜びも表現できない。
- 社会的・情緒的な相互関係が欠けていて、他人に対する反応が異常となったり、社会的状況に応じた行動ができない。
コミュニケーションにおいて、次のうち少なくとも2項に当てはまる
- 意思の伝達ができないことが多く、話し言葉の遅れが目立つ。かといってジェスチャーなどで補(おぎな)おうともしない。
- 言語能力はある程度に認められるが、他人とのコミュニケーションではお互いの反応として会話のやりとりができない。
- 同じ言葉の繰り返しや単語やフレーズの特有な言いまわしがある。
- 言葉のピッチ・強さ・速度・リズム・抑揚に異常が認められる。
- さまざまな「ごっこ遊び」や、社会的な模倣(もほう)遊びをしない。
行動や興味および活動のパターンが制限され反復的・常同的であり、 次のうち少なくとも2項に当てはまる
- いつも同じ決まった範囲の興味に没頭する。
- 変わった物や事柄へ特異な愛着を示す。
- 特定の手順や儀式(ぎしき)に、強迫的な執着を示す。
- 手や指をヒラヒラさせたり、からませたり、身体全体を使って複雑な動作をする。
- 道具の一部や、機能とはかかわりのないにおい・感触・雑音・振動などにこだわる。
- 現実には大したことのない小さな環境の変化に苦痛を感じる。
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自閉症の発症率
自閉症の発症率は年々、増加しているといわれています。このことから比較的珍しい障害ではないと言ってもいいでしょう。今のところ自閉症の発症率は1000人に1〜2とされています。そのほか、高機能自閉症やアスペルガー症候群患者の割合は数百人に1人程度と考えられています。
ページ紹介
ここでは、各項目のページ紹介をしましょう。「自閉症と併発する可能性がある病気」と「自閉症と間違えやすい病気」をテーマに解説しています。
自閉症と併発する可能性がある病気
このページでは、自閉症と併発する可能性がある病気(障害)のうち、「てんかん」やADHD、学習障害などの主なものを紹介しています。自閉症自体の症状を似ていて混乱することがありますが、みんな環境を整えたり、指導法を工夫したり、時には薬を使うことで良くなっていきます。
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自閉症と間違えやすい病気
このページでは、自閉症と間違えやすい病気(障害)について紹介しています。似ているものはたくさんありますが、今回は知的障害、情緒障害、「チック症」(トゥレット症候群)を取り上げました。自閉症の合併症として症状があらわれることもあるため、注意が必要です。
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