自閉症を疑ったらまずは病院で検査を。診断結果を知ることで育児が楽に

家庭で子供に自閉症らしき症状が見られたら、なるべく早いうちに専門病院へ行きましょう。自閉症の場合は本人が自覚できないため、まわりの人が検査することをすすめてあげるのが良い方法だと思います。家族(特に両親)は子供が自閉症かもしれないとは、思いたくないでしょう。なので、家族以外の人が助言することも大切ですよ。

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自閉症は早期治療がカギ!

早期発見のため病院へ

「自閉症かな?と思ったら」のページにも書きましたが、3歳以降になると自閉症の確定診断ができます。高機能自閉症の場合は、言葉の遅れがないので一見すると分かりにくいのですが、一つのものへのこだわりが強かったり、オモチャなどに全然興味を示さなかったり、何か普通と違うと思ったら専門の病院へ行きましょう。親が家で悩んでばかりいるのは、子供にとってもよくありません。原因が分かれば早期に治療することができます。早期治療が効果的というのは自閉症だけではなく、あらゆる病気や障害に共通していえることです。

ただ、子供が3歳未満の場合はまだ診断はできませんが、それでも療育はすぐにはじめることが可能です。本人がパニックにならないように生活環境を整えてあげることが、診断ができるようになるまでにやるべき療育ですよ。診断後、自閉症だといわれたら、医師の指示に従って本格的な療育を始めましょう。療育を通して、子供とどう接すればいいか分かってくると、お父さんやお母さんの気持ちも落ち着いてきますよ。

自閉症を検査する病院の選び方

病院の選び方

まず診断してくれるところは児童相談所、各種医療機関(病院)、保健センターなどがあります。小さな個人病院では診断ができなかったり、できても正しくなされないこともあるので避けたほうがいいかもしれません。高機能自閉症、低機能自閉症などいくつかの種類がありますが、いずれにせよ、できれば専門病院で受診するのが望ましいですよね。なかには症状の診断とともに、その後の療育にも力を入れている専門病院もあります。ですが、残念ながらこういう病院の数はごく少ないのが現状です。

信頼できる医師を探そう!

信頼できる医師

医療機器などの設備が整っているだけでは、良い病院とは言いがたいものがありますね。信頼できる医師に出会えるかどうかも大きなポイントといえるでしょう。一般的に医師は3つのタイプに分けられるとされています。誰でも自閉症と診断するタイプ、検査ばかりで「様子を見ましょう」としか言わないタイプ・時間をかけて自閉症かどうかを診断するタイプがあります。

医師によってバラバラな診断をされるのは、これといった決定的な治療方法がないからなのでしょう。また、自閉症に対する医師の認識の違いなども考えられます。もし、診断方法や対応に疑問を感じるのなら病院をかえてみるのもいいのかもしれませんね。一ヶ所にたよるのではなく、何ヶ所かまわってみて、いい治療法を提案してくれる信頼できる医師を見つけたいものです。

勝手な判断はしない

病院の待合室

自閉症が判明して間もないころは気持ちの整理がつかない親御さんも多いと思います。それで、病院に行けば何かまた新たな指摘などをされると思い込んで、分からないことがあっても勝手な判断でやってしまおうとする人もいるかもしれません。その行動がもし間違っていて子供の症状悪化につながるようなことがあってはいけません。子供との接し方に慣れていないときには必ず医師や作業療法士などの専門機関の人からアドバイスをもらいましょう。

自閉症を考えるお父さん&お母さんへ

お父さん&お母さんへ

タイトルは「お父さん&お母さんへ」としましたが、高機能自閉症など軽度の人は自分でこのページを見ている人もいるかもしれませんね。多くの親は自分の子供にハンディキャップがあることが分かると、自分をせめるでしょう。

また本人も特に思春期にさしかかったりすると、どうして自分だけ?と感じることもあるでしょう。自閉症は誰のせいでなるものでもありません。だから誰もせめるべきではないのです。大事なのは、これから快適に暮らしていくにはどうすればいいのかを考えていくことですよ。

投稿者プロフィール

自閉症の森「森重良美」
自閉症の森「森重良美」
自閉症を少しでも多くの人に知ってもらいたい、理解していただきたい思いで自閉症に関する事を紹介しています。理解することで初めてわかることがあります。自閉症を改善していくためにも病気について向き合い、助け合い情報交換していきましょう。