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学校教育、そして社会へ
保育園や幼稚園とはまた少し違った集団生活が始まるのは小学校に入学してからです。健常の子供の多くは新生活に胸をふくらませていることでしょう。ですが、自閉症の子供の場合はそういうわけにもいきません。学校教育を受けるとき、さらに社会人になってからもさまざまな支援が必要になってきます。 |
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自閉症児への教育とは?
私たちには誰でも学ぶ権利というものがあります。もちろん、自閉症の子供もそうです。今は保育園や幼稚園に行かない子供は少ないので、幼児期から集団教育を受けることが一般的になっていますよね。ですが、親と離れる時間が多くなる小学校に入学してからのほうがさまざまな問題が出てきます。自閉症児も親の考えや医師のアドバイス、障害の程度などによって普通学級で健常児と一緒に学ぶ、特殊学級で学ぶ、または養護学校で学ぶと色々なパターンがあります。どのような場合でも第一に大切なのは、その子の障害の特徴を教師がしっかり理解して、それに合った教え方をすることです。また、特に普通学級で学んだり、特殊学級で学ぶけれど一部の授業は健常児とともに受ける場合には、ほかの子供たちにもその子の障害ことをちゃんと話して聞かせる必要があります。今、自閉症は決してめずらしい病気(障害)ではなく、年々増えているといわれています。にもかかわらず、将来のことまで考えて親身になって指導してくれる先生はどれだけいるでしょうか?さらには自閉症専門の教育を受けたベテラン管理職も少ないのが現状です。
特別支援学校
特別支援学校というのは、視覚、聴覚、知的、肢体不自由または病弱など何らかのハンディキャップをもった子供たちのための学校です。これらの障害のほかに、自閉症などの発達障害の子供たちの学ぶ場でもあります。以前は、盲学校、聾学校、養護学校というふうに呼ばれていましたが、2007年4月から特別支援教育が完全実施されるようになって、特別支援学校と名前が変わりました。ですが実際のところ、これまでの名称を使っている学校がほとんどのようですね。障害の種類や程度に合わせた教育が行われています。少人数制なので先生の目も届きやすく、親も安心ですし、子供自身ものびのび学べますよ。
支援教育を行っている普通学校
全国には自閉症や学習障害、知的障害、注意欠陥多動性障害などの子供たちの教育に力を入れている普通学校も何校かあります。NPO(非営利団体)によるものや私立の学校が多く見られます。「自閉症児への教育とは?」でも書いたように、学校のなかに特殊学級を設置していたり、ハンディキャップの有無関係なく同じ教室で授業を受けていたり、その形態はさまざまです。今は障害をもっていても普通の子と同じ学校で教育を受けさせたいと考える親が増えています。そういう親(または本人)の要望を受け入れてくれる学校が多くなってきているのは嬉しいことですね。
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社会へ!自閉症だって働ける!
無事に学校教育を終えたら、次は社会に出ていかなければなりません。一口に自閉症といっても人それぞれで、できること・できないことが異なります。まわりの人は自閉症の特徴をきちんと理解した上で適切な配慮があれば、一般企業への就職も十分に可能です。できることであれば自閉症の人はとても丁寧にこなしていきます。自閉症に限らず、障害者の就職問題は本人の努力はもちろん、家族、学校の先生、職業安定所のサポートに加えて、就職先の理解が重要です。健常者でも就職難の今の時代、障害者の就職は余計大変になります。一方、一般企業への就職がむずかしい自閉症者は、通所授産施設や小規模作業所に通うという選択肢もあります。学校を卒業後、こういった場所に通っている人は数多くいます。定員いっぱいで、しかたなく自宅で空き待ちをしている人も同じくらい大勢います。このような自閉症の人も働ける場がもっと増えてくれることを願います。地域のいろんな支援サービスを利用してプライベートなことなども相談しながら、地域で生活することは自立へもつながります。
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